ルンキナのイズベスチヤ紙インタビュー
1月末にイズベスチヤ紙にルンキナのインタビューが掲載されました。
1月28日掲載分
Светлана Лунькина: «Я хочу побороться за Большой театр» - Известия
http://izvestia.ru/news/543784
Прима-балерина, скрывающаяся в Канаде из-за угроз, надеется вернуться на родину
1月29日掲載分
Балерина Светлана Лунькина боится возвращаться в Россию - Известия
http://izvestia.ru/news/543834
Прима Большого театра оказалась втянута в экономический конфликт между Владимиром Винокуром и собственным супругом
ルンキナの夫であるスラーヴァさんは「21世紀のバレエのスターたち」という公演のプロデューサーであると聞いていたのですが、ロシア帝政末期のニコライ2世が皇太子だったころの愛人である、マチルダ・クシェンスカヤの映画製作の過程で、パートナーであるヴィノクール財団から訴えられ、身の危険を感じたルンキナ一家は、スラーヴァさんが国籍を保有しているカナダに逃れたとのことです(ルンキナも市民権は持っていて、子供2人もカナダで出産しています)。
ルンキナはボリショイに対して、無給休暇を申請しているそうですが、まだ怖くてロシアには帰れないとのこと。しかし、カナダからフィーリン芸術監督にメールで助けを求めても、全く何の返事もなかったと。その後、劇場関係者の知り合いから、「フィーリンは団員に対して、≪ルンキナはもう戻ってこない≫と言った」と聞き、かなり落胆しているとのこと。
スラーヴァさんのパートナーであるヴィノクール財団とは、スタンダップ・コメディーのコメディアンでロシアでは超有名なヴィクトル・ヴィノクールの財団です。この人の娘アナスタシア・ヴィノクールはボリショイのアーティストですが、どちらかというと脇役で、踊る役ではない役が多いです。たとえば、バヤデルカのガムザッティのお付きとか、海賊のパシャのお付きのハンカチを勝ち取って喜ぶ女性とか。
ルンキナ一家が借金を支払わなかったので訴えたということで、借金が払えないなら、ルンキナで撮影するはずだったクシェンスカヤの映画を娘のアナスタシアで撮影したい意向だそうです。しかし~。ルンキナならわかりますよ。でも、アナスタシアって…(絶句)。彼女がピンでクラシックを踊ってるの、見たことないんですけど。そんな人がクシェンスカヤ役で踊ってどうなるんですかね?
2月3日付のイズベスチヤ紙にルンキナがカナダのバレエ・スタジオでクラス・レッスン教師の仕事を始めたことが報道されています。まあ、旦那の仕事が当てにできなくて、モスクワに戻れないなら、どこかでルンキナが稼がないと、生活もできなくなっちゃうもんねえ。とりあえず、バレエをやめてなくて良かったです。
1月28日掲載分
Светлана Лунькина: «Я хочу побороться за Большой театр» - Известия
http://izvestia.ru/news/543784
Прима-балерина, скрывающаяся в Канаде из-за угроз, надеется вернуться на родину
1月29日掲載分
Балерина Светлана Лунькина боится возвращаться в Россию - Известия
http://izvestia.ru/news/543834
Прима Большого театра оказалась втянута в экономический конфликт между Владимиром Винокуром и собственным супругом
ルンキナの夫であるスラーヴァさんは「21世紀のバレエのスターたち」という公演のプロデューサーであると聞いていたのですが、ロシア帝政末期のニコライ2世が皇太子だったころの愛人である、マチルダ・クシェンスカヤの映画製作の過程で、パートナーであるヴィノクール財団から訴えられ、身の危険を感じたルンキナ一家は、スラーヴァさんが国籍を保有しているカナダに逃れたとのことです(ルンキナも市民権は持っていて、子供2人もカナダで出産しています)。
ルンキナはボリショイに対して、無給休暇を申請しているそうですが、まだ怖くてロシアには帰れないとのこと。しかし、カナダからフィーリン芸術監督にメールで助けを求めても、全く何の返事もなかったと。その後、劇場関係者の知り合いから、「フィーリンは団員に対して、≪ルンキナはもう戻ってこない≫と言った」と聞き、かなり落胆しているとのこと。
スラーヴァさんのパートナーであるヴィノクール財団とは、スタンダップ・コメディーのコメディアンでロシアでは超有名なヴィクトル・ヴィノクールの財団です。この人の娘アナスタシア・ヴィノクールはボリショイのアーティストですが、どちらかというと脇役で、踊る役ではない役が多いです。たとえば、バヤデルカのガムザッティのお付きとか、海賊のパシャのお付きのハンカチを勝ち取って喜ぶ女性とか。
ルンキナ一家が借金を支払わなかったので訴えたということで、借金が払えないなら、ルンキナで撮影するはずだったクシェンスカヤの映画を娘のアナスタシアで撮影したい意向だそうです。しかし~。ルンキナならわかりますよ。でも、アナスタシアって…(絶句)。彼女がピンでクラシックを踊ってるの、見たことないんですけど。そんな人がクシェンスカヤ役で踊ってどうなるんですかね?
2月3日付のイズベスチヤ紙にルンキナがカナダのバレエ・スタジオでクラス・レッスン教師の仕事を始めたことが報道されています。まあ、旦那の仕事が当てにできなくて、モスクワに戻れないなら、どこかでルンキナが稼がないと、生活もできなくなっちゃうもんねえ。とりあえず、バレエをやめてなくて良かったです。
スポンサーサイト
<<丸亀うどん | ホーム | カフェ Wolkonsky その2>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |